“なで肩”は医学の専門書では見つからないとか、
“なで肩”という表記が無いようです。
さらには、
肩こりは日本特有の表現方法で
針灸やマッサージの固有名として広がったかもしれないですね。
海外の人の表現方法は筋肉疲労と言っていますし、
海外の針灸などでコリが一人歩きしていますよ。
背が高いから足下のバランスは悪いようで、
よくご主人が転ぶと奥様から聞いていました。
横から見ても真後ろから見ても“なで肩”、
肩こりは思い込みといっている医師もいますようで、
なで肩は単なる体型の違い、
鏡を見れば一目瞭然ですよ。
遠足の時などリュックサックの肩紐が落ちやすく、
オーダースーツも肩の形が合わないのでパットを入れ、
補正していますよね。
人に聞いてみても、
言われてみれば“なで肩”の気がしますが、
不具合を感じたことはないしデメリットもないよねと・・。
なで肩の専門書がないようで、
なで肩といかり肩の違いは医学的な違いでなく、
単なる体型の違いと認識して、
生まれ持った体型の違い、
あるいは、
筋肉の発達によって
肩甲骨が上がっているか下がっているかの違いに過ぎないと思います。
“首や脚が長いか短いか”ということに近い話ですよ。
“肩こりは、ある種の思い込みだとか・・、どういうことなのでしょうかね?
見逃せないのは
2022年の厚生労働省の“生活基礎調査”などによると、
病気やけがなどで自覚症状のある人の中で、
多いのは“腰痛”がトップで“肩こり”が続いているとか・・、
肩こりは男女ともに2位の症状となっているようです。
そもそも肩こりとは何なのでしょうか?
“肩こり”は
肩甲骨周囲にある筋肉の血行不良が原因で筋肉がかたくなる状態なのですが、
それが日本の歴史の中で生まれてきた言葉かもしれません。
多くの場合は”筋肉の疲労“が肩こりの正体です。
“同じ姿勢を続けると筋肉は疲れます。
人間の頭は体重の10分の1ほどあるので、
体重50キロの人の場合、
パソコンやスマホに向けて頭を傾けていると、
それだけで5キロほどの負担が首や背中の上の方の筋肉にかかります。
そして、腕も3キロほどの重みがあるので、
腕をたらしているだけでも
同じように筋肉に負荷がかかっているのが現実、
それに目の疲れや精神的ストレスが負担をかけています。
そのため、
肩こりを感じるのは筋肉が疲れたというサインになのです。
それには1時間に1回ほど、
ストレッチをし、
両肩を回したりして対策をしていきましょう。
一方で、
神経痛や心臓疾患などが原因の場合もあるため、
長引く場合、専門家に診てもらうことも大事です。
首を動かした時に、
肩や腕がしびれるといった場合は、
頸椎に病気が潜んでいることもあるため、
受診が必要な時もあります。
“肩こり”の表現には、
夏目漱石が発表した小説の“門”より、
【指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた】と・・・。
“誰だって同じ姿勢を続ければ筋肉が疲れます。血行も悪くなります”
日本の歴史の中で、
人の肩こりを病気にしてしまったように、
なで肩でも、
いかり肩でも、
とにかく体を適当に動かしてほぐせば大丈夫で、
単に筋肉の疲れだよと安心することですね。
犬猫もこのごろストレスで病院へかけこんでいるようで、
“肩こりの呪縛”の筋肉疲労から解放していきましょう。
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