小脳には大きな機能を持っていることがわかってから、当然何らかの問題が起こると通常生活に支障をきたすようになります。
小脳に起こる問題は、脳の一部である以上、脳梗塞や脳出血など脳の一般的な病気もありますが、特に最近話題に上がっているのが脊髄小脳変性症だそうです。
これは、何らかの理由のよって、小脳やそこにつながる部分の脊髄が壊されてしまう病気のことです。
この病気になると、体は正常なのにまっすぐ歩けないとか、箸や鉛筆をうまく使えなくなるとか、そういう症状がでるというのです。
残念ながら、原因がはっきりしていないため根本的な治療法は見つかっていないようです。
ただし、対症療法のほうの研究が進んで、症状を改善することは可能になっているようです。
脳表に微量の出血あるいは脳脊髄液がたまって、その反応でつくられる膜から少しずつ出血が繰り返され、血腫が大きくなると考えられているようです。
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きっかけになる頭部外傷がはっきりしないこともあるようです。
