パーマとヘアダイ(毛染め)はどちらも髪を傷めやすいことは確かです。
順序としては、パーマを先にかけてから、しばらく期間を置いてヘアダイをしたほうがよいですね。
パーマ液とヘアダイは相性が悪くパーマ液によって色素が取れるからです。
パーマとヘアダイの両方をする場合には、どちらを優先させた方が髪にとって傷みが少ないでしょうか?
答えとしては、ヘアダイを優先的に考えた方がよろしい。
具体的には、パーマをかける期間をできるだけ延ばし、ヘアダイを定期的に行うことです。
ヘアダイとは、ブリーチをしてメラニン色素の代わりに色素を入れて完成するのです。
ヘアダイを優先的に考えて色素の補充に重点をおけば、傷みをある程度おさえることができるし、色素が定着しやすくなります。
色素が定着すれば髪は重くなるので広がりにくくなり、髪が1本の髪として復活するのでセットのもちもよくなります。
反対に、パーマを頻繁にかければそのたびに色素が退色していき、髪が悲鳴をあげることになります。
色素の退色こそが髪の傷む最大の原因だからです。