出張美容でお伺いする歩けない原因にもカルシウムがあるのです。

カルシウムは食物を通して摂取し、血液に運ばれます。

この摂取されるカルシウムが不足すると副甲状腺ホルモンの働きで、骨からの経骨カルシウムが不足を補いのです。

このカルシウムは、血管や脳のようなやわらかい組織に入り、細胞の外から濃度に関係なく入り込むため、足りないはずのカルシウムが体内にあふれ出すのです。

この現象をカルシウムパラドックスと呼ばれているのです。

これがあらゆる病気の元凶となり、老化の原因にもなります。

このカルシウムは大腸粘膜、腎臓、汗、皮脂によって排泄されるのですがいろいろな化合物と結合して不溶化合物を形成し体の組織に影響を与えているのです。

対外からのカルシウム吸収が不足して、骨から流れ出たカルシウムが大量に脳細胞内に入り込んで起きる病気に老人性痴呆症があります。

年齢を重ねていくと、頭皮表面のカルシウム含有量は増加してくるのです。

毛髪の成長サイクルに影響を与えてくる毛根部のカルシウム蓄積は、このようなことも原因となっているとも考えられるのです。

また、毛母細胞は、骨髄に次いで細胞分裂が活発なために、さまざまな物質が集まりやすく、その中にカルシウムも含まれているのです。

食物から摂取されたカルシウムは、生理作用を営んで再び排泄されるのです。