足裏には、かかとの骨から足指の付け根まで張っている膜のように薄く幅広い腱があるのです。
足の甲の骨は弓状(アーチ)になって体重を支えています。
アーチを弓の弦のようにピンと張って支えているのが、足底筋膜(足裏腱膜)と呼ばれています。
丈夫な足底筋膜も、歩行やランニング、ジャンプをする、40歳以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こしやすく、それが痛みの原因となるのです。
長引くと、足底筋膜の付け根にあるかかとの骨が、とげのように大きくなり、痛みが増すことがあります。
ランニングなどの過度の緊張以外には、へん平足、老化によるアーチの低下なども原因となります。
歩くときの身体のバランスが悪くなって必然的に起きた事です。
長距離走をはじめとしたスポーツのほか、長時間の立ち仕事をする人も発症することがある。
厚底靴の使用でも生じる場合があるとも言われています。
予防には、必要以上に足底筋膜に負担をかけないように、クッション性が高い靴底で、かかとがしっかりしていて、足にフィットする靴を選ぶ事から始めると良いかもしれません。
横浜の伊勢佐木長者町の美容室や出張美容先でも、歩いていて急に足裏が刺すように痛くなって動けなくなって家族を呼んだとか聞くことありました。
病院で足底筋膜炎と診断され、これまでに注射・インソール・湿布など色々な治療をやってきたけど結局は足裏の痛みは完治していない。
どこの病院へ行っても様子を見て下さいと一言で済まされてしまうのです。
足底筋膜炎が完治した状態とは、どんなに歩いても、走っても痛みが無い。足裏を指で押しても痛くない。足裏のツッパリ感が無い。足を地面につく時に痛くなりそうな怖さが無くなることが完治の基準です。
筋肉や筋膜はレントゲンには映りません。なので、病院では「骨に異常はない」と言われるのに足の裏には激痛が走るのです。
足の裏は、毎日使う場所なので痛みは、出来るだけ負担をかけない状況を作ってから治療を始めた方が早く、確実に治すことが出来るのです。
病院に行くと「足の裏が炎症を起こしているので冷やしてください」と言われることがあるそうです。
アイシングは、余計に症状を悪化させてしまう事がありますし、目的は2つ①冷やすことで炎症・内出血を抑える②反熱作用(一時的に冷やすことでその後暖かくなる人間の体の反応)を使った血流促進なのです。
患部が内出血を起こし、腫れてズキズキ痛むときにはアイシングは有効ですが、足底筋膜炎は内出血をしているわけではありません。
足底筋膜炎の原因は、足の裏の筋肉が硬くなってしまったからです。
冷やせば冷やすほど足底筋膜炎の原因である筋肉を悪化させ硬くさせてしまうのです。
反熱作用は、血流の促進効果が目的ですので冷やさずはじめから温めたほうが効果的なのです。
サポーター・テーピングは治療に使うものではなく、つけた状態で日常生活をすごしていると足の裏の筋肉はどんどん退化していきます。
病院や接骨院でおこなう電気治療・マッサージ・ハリなどの強い刺激の治療は控える事です。
ストレッチは、すこし突っ張ってきたかなで止めておく事。
痛みのある箇所は避けて太ももの裏、ふくらはぎ、すねなどのストレッチをおすすめします。 By アース毛髪健康クリニック