骨というのは衝撃を受けた方向に曲がっていきます。
よく骨を鳴らしていると、
その骨が変形してしまうと言うことです。
骨のズレが大きくなると摩擦も多くなり、
より空気が溜まりやすくなるので、
ずれている人ほどポキポキ鳴りやすいようです。
鳴らしたすぐあとは、
もう音が鳴らなくなるのは、
それは空気が抜けたためです。
ポキポキ音は、
首のコリをほぐしている感覚になりがちなのですが、
実際はコリを溜めているのです。
関節をならす行為は、
こりがほぐれるのでなく靱帯が緩んで傷つき、
関節軟骨がすり減ってしまうリスクがかかるのです。
そのために、
首を支えることができなくなり、
慢性的な首肩こり・頭痛へ移行します。
骨棘と言って、
首に棘状の突起が変形性関節症を併発しやすくなります。
首に起きたのは変形性頚椎症です。
首の中には大切な脊髄や神経などが通っています。
手足の麻痺に繋がったり、
身体が思うように動かなくなるなどの症状になることも・・・
首ポキポキの衝撃によって
剥離している血管内の血栓になるものが脳に行く可能性もあります。
それが脳の血管に詰まり脳梗塞を起こす危険性があるのです。
首ポキポキは一トンもの衝撃波ですから
その危険性は首に関しては非常に高いと言いきれます。
首こり解消法として温めて筋肉をほぐす。
軽く濡らしたタオルを
電子レンジに入れて1分ほど温めてホットタオルに・・。
やり終わると
首周辺や肩などがスッと凝りがひいたようになり
血行促進作用があってさらに効果が良くなります。
ストレッチをしよう。
パソコンのディスクプレイを集中して見たり、
机上の書類をまとめたりするなど、
毎日の仕事ではよくあることです。
しかし、これらの作業では、
無意識に顔がうつむき加減になっていることが多々あり、
頭を支えるために
首の後ろ側の筋肉が疲労していく傾向がみられます。
その結果、
首の付け根の痛みやこり感、
首の後ろ側の張りを感じるようになります。
そのような、首の後ろ側のこりを和らげ、
慢性的なこりを起こさないようにしましょう。
この時、左右の指先を中央へ軽く圧すると、
首の後ろを指圧されている感覚に近づきます。
※ 強く圧しすぎると
首の筋肉や圧している指を痛めてしまうことがあります。
首を動かして痛みやしびれが出たり、
気分が悪くなる場合は中止しましょう。
肩こりを感じる部分は、
頭、首の後ろから肩にかけて、
背中の上の方、
首の付け根などなど、
多くの人が同じ範囲に症状を訴えています。
肩こりがつらい時は、つい手がいくと思います。
しかし、実際に硬く凝り固まっている筋肉は、
手が届く部分だけではありません。
症状としては感じにくい、
肩甲骨周りについている筋肉も含まれるのです。
ですから、
肩こりの解消・予防は、肩甲骨を動かし、
肩甲骨周りの筋肉の血流を改善させることがポイントです。
右ひじでできるだけ大きな円を描きます。
すると自然と右肩が回っていますよね。
それと同時に肩甲骨も動かすことが出来るため、
肩甲骨周囲の筋肉への血行が改善されていきます。
※肩の関節に問題があると、痛みが生じたり、
手が肩に着かなかったりすることも考えられます。
その場合は、無理をしないようにして下さい。
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