抗がん剤治療中の事で抜けはじめてしまった髪の毛を憂いでいた方なのです。
髪の毛が抜け落ちて、今また生え始めてきているのですが鏡を見てもため息ばかり、外に出るにしてもニット帽の隅から見えるのは生え始めてきたまだ短い髪の毛なのです。
出張ヘア&メイクでカツラを持って伺った時の事なのです。
髪の毛が抜け落ちてもうオシャレができないと憂いでいた方がカツラをつけてお顔に変化が出てきたのです。
カツラのカットも終わり、スタイリングが終わり、メガネをかけた時のお顔には微笑みが!
手鏡を持っていざ洗面台に立った時には雄叫び?が聞こえてきたのです。
ご自分でドライヤーでの髪の調節、あきらめかけていたオシャレが!もう必要ないから捨てようとしていた髪の毛の装飾品を使い、ご自分でヘアーアレンジをして見せに来たのです。
ニット帽をかぶっても顔の前に髪の毛があるという以前の姿に戻っていました。
一緒にいたご主人のお顔にも微笑みがあるのです。
あごのそばに髪の毛があるという安心感で雄叫び聞こえた?失礼、女ですもの髪の毛があるという事は嬉しのよ、すぐに出てくるものよと喜びの声でお話を続けていくのでした。