人間はストレスとは切っても切れない関係であるということ、
しかしそのストレスは受ける側によっては、
プラスにもマイナスにも変わるということです。
“健康な心”を持つための方法としては、
“ストレス耐性を強める”ための対策をとるようにしましょう。
健康な心を持つための身体面でのプラスに変えるには・・・。
忙しい一日の中で、
少しの間だけでも趣味に時間を費やし、
音楽を楽しんだりするなど、
自分自身がリラックスできる自分のための時間をもつようにしましょう。
なかなか思い通りには行きませんが、
目標のタイムスケジュールを立てることから始めてみましょう。
◎十分な睡眠をとる
睡眠不足は生理的ストレスの一つです。
睡眠の乱れは生体のリズムを崩し、自らストレスに弱い体を作ることにもつながります。
十分な睡眠は、時間もさることながら、より質を高めること、つまり眠りの深さが問題になります。
深い睡眠を得るためにも、
毎日同じ時刻に寝るようにし、
寝室・寝具の環境を整えたりすること、
また昼間に適度に運動するなどの工夫も必要です。
◎休養をとること
がむしゃらに働き続けていたら、スタミナ切れをしてしまいます。
“疲れたな”と感じたら、適度な休養をとることも必要です。
適度な休養は次への活力を生むことができるのです。
たまには何も考えずにボーっとする時間を持つことも大切です。
◎入浴
入浴は、身体を清潔にし、血行促進、新陳代謝を促し、筋肉痛を和らげ、神経をリラックスさせることができる、“心の疲労回復剤”です。
特に、就寝前に38~40度のぬるめの湯にゆっくりつかることがストレス回復のためにより効果がみられます。
◎ポーツ
身体を動かすことにより、全身の血液の循環が良くなるため、脳内においては老廃物を洗い流し、頭をすっきりさせるという効果を生みます。
空いた時間を有効に活用した散歩やサイクリングなどの適度な運動は心身ともに健康でいられるために不可欠です。
◎食事
心身の健康を維持するためには、栄養のバランスがとれた規則正しい食生活が欠かせません。
特に気をつけたいのが、ビタミンやミネラルの不足と、甘いものや嗜好品の取りすぎなどで、ストレス耐性を弱めてしまうことです。
さらに最近では孤食率の増加が見られ、早食いや過食などの食生活の乱れが起きる要因になっています。
バランスはもちろん、食べ方にも気を配りたいものですね。
◎音楽
音楽には、心を落ち着かせリラックスさせる効果があります。
人によって心地よい音楽は異なりますが、好きな音楽を聞くと不思議と気分がよくなっていくものです。
また、カラオケなどで大きな声で歌うこともストレスの発散に大いに役立ちます。
◎アルコールや薬物に頼らない
適量を超える飲酒は、やめたくてもやめられない“依存症”への引き金となりうるので注意しましょう。
また、不眠のため睡眠薬に頼りすぎると、飲まないと眠れなくなってしまうことが大いにあります。
薬は、医師と相談しながら生活改善と共に上手に使いましょう。
私たちは、このように身近にできることでストレスを解消していくことが可能です。
心の健康のためには、ちょっとした工夫や心の持ち方が大切だということです。
一生付き合っていかなくてはならないストレスですから、マイナスに向かわないよう、上手に付き合っていい関係を保っていけるようにしましょう。
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