ギャラリー

2020/07/22

知っておこう免疫細胞はどこで、どんな細胞で作られているのか?

造血幹細胞10-1-1

 

免疫という働きは、

沢山の細胞の共同作業によるものだそうです。

 

免疫に関わっている細胞の主なものは、

顆粒球、

マクロファージ、

樹状細胞、

リンパ球(T細胞とB細胞)などです。

 

顆粒球、T細胞、B細胞は

血液中を流れていて、

まとめて白血球と呼ばれます。

 

血液の中には

酸素を運ぶ赤血球や、

出血をとめる働きをする血小板なども流れています。

 

免疫細胞は

赤血球や血小板とは見た目も働きも全く違いますが、

同じ血液細胞の仲間です。

 

これらの血液細胞は

すべてが同じ造血幹細胞からつくられるようです。

 

幹細胞から

いろいろな細胞ができるとき、

初めのうちにつくられる細胞を「前駆細胞」といいます。

 

そして、

細胞の性質が変わることを「分化」といわれます。

 

造血幹細胞は

血液細胞全体からみるとほんの少ししかないようです。

 

幹細胞から

成熟した免疫細胞が分化してつくられる途中で、

細胞はすごく増殖するようで、

造血幹細胞は胎児のときは肝臓に、

生まれてからは骨髄にあります。

 

顆粒球とB細胞は、

赤血球や血小板と同じように、

造血幹細胞のいる臓器でつくられ、

胎児期は肝臓で、

生まれてからは骨髄でつくられるようです。

 

造血幹細胞10-1-2

 

一方、

T細胞だけは

胎児期も、生まれてからも

胸腺という臓器でつくられます。

 

胸腺というのは

T細胞をつくるためだけにあるといってよい臓器で、

「腺」という名前がついていますが、

ホルモンの分泌を行う臓器ではないようです。

 

胸腺は

心臓の少し上にあって、

ヒトの場合は

子供の頃に一番大きくなり、

思春期以後年齢とともに小さくなっていきます。

 

B細胞とT細胞は

それぞれ骨髄、胸腺で一応の成熟し、

血液中へ出て行きます。

 

ただし、

このままの状態で免疫細胞として

活躍するわけではありません。

 

免疫反応を起こす現場で、

さらに練り上げられ、

磨き上げられ、

役に立つ細胞へと分化していくのです。

 

ここで免疫反応の現場というのは

リンパ節や脾臓のことです。

 

骨髄で

造血幹細胞から分化する過程で

B細胞は

そのまま骨髄でつくられますが、

T 細胞になるべき前駆細胞は

胸腺へ移行し、

T細胞は胸腺でつくられます。

 

別な場所でつくられたB細胞とT細胞ですが、

それぞれ骨髄、胸腺を出てから、

リンパ節や脾臓で出会って、

協力し合って免疫反応を起こします。

 

造血幹細胞10-1-3

 

骨髄や胸腺のように

リンパ球が最初に分化するところを

一次リンパ組織、

免疫反応の場となるところを

二次リンパ組織といわれているのです。

 

骨髄から胸腺にやってくる前駆細胞

の性質については、

多くの研究が成されていますが、

分かるのはまだ先のようです。

 

トントン ヘッド

 

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