血圧やコレステロールの検査数値が良好（基準内）の人のほうが長生きすることは、
大規模な調査では確認されているそうです。
しかし薬で検査数値を基準内になるようにしても寿命は延びないという新しい調査結果もでているようです。
長い年月に渡って降圧剤を服用した人の中には、
心筋梗塞、自殺、事故などで死亡する割合が高くなっているという調査結果がでているようです。
薬自体の副作用が原因ではないにせよ、
薬で強制的に血圧を長期間下げたことによる、
体の反発、反作用である可能性は高いかもしれません。
現在の基準が厳しすぎるとはいえ、
１８０mmHg以上になると降圧剤は必要だと思いますし、
最小血圧が１２０以上の状態が２年間続けば、ほぼ全員が脳卒中などで死亡すると言われています。
血圧を薬で下げるほど、脳卒中などのリスクが高まり、
死亡率が上がります。
血圧を不必要に下げると、
血流が悪くなり、
血液が凝固しやすくなり血管に詰まりやすくなるからです。
年を取ると、血管が細く硬くなるため、
血圧が高いほうが、脳などに血液がよく回ります。
海外で７５歳から８５歳で、
降圧剤を飲まない５０００人を追跡調査した結果は、
血圧が１８０以上の人が最も長生きで、
１４０以下だと生存率が大変低いという結果がでたようです。
海外の人と日本人は生活習慣などからして決して一緒とはいえませんが参考にはなると思うのです。
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