通風の食生活の問題とは、食事内容は尿酸値に影響します。
調査によると、肉食は痛風を増やし、海産物も痛風を少し増やします。
野菜は痛風を減らし、乳製品も減らすと考えられています。
しかし、あまりにも極端な食事管理では長続きしませんし、かえって他の病気を招きます。
野菜の多い食事を心がける程度で結構だと思います。
それより、痛風の患者さんの60%には、肥満があり、肥満度が大きいほど尿酸値は高くなります。
また肥満は痛風の人に多い合併症の大敵です。
食事を減らし、よく歩き、標準体重を守ることが大切です。
飲酒の問題ではアルコール飲料を飲むと尿酸値は一時的に上がります。
アルコールが体内で分解される時に尿酸が作られること、
その際にできる乳酸が体内に尿酸を蓄積すること、
一部のアルコール飲料には尿酸の元になるプリン体が多く含まれていることなどがその主な原因です。
アルコールが代謝されるときに尿酸値が上がるので、
どんな種類のお酒でも尿酸値や痛風にはよくないわけですが、
尿酸の素になるプリン体を含む量は種類によってかなり違います。
プリン体は、ビールに最も多く含まれ、
ウイスキー、ブランデー、焼酎などの蒸留酒はあまり含まれていません。
長年の研究では、ビールが痛風を増やし、蒸留酒も少し増やします。
これに比較してワインは少し減らすと言う結果がでています。
日本では長期の調査が無いので、
残念ながら日本酒についてはわかりませんが、
焼酎はおそらく蒸留酒と考えてよいでしょう。
低プリンビールなどはプリン体が少ないのでビールより痛風に悪くないと考えられますが、
長期的な影響は研究されていません。
ただ、ビールが大好きな人が完全にビールをやめるのも難しいと思われるので、
アルコールの知識を頭に入れて、
柔軟に対処すれば良いのかなと思います。
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