スロージョギングは通常のジョギングよりもさらにゆっくりとしたスピードで走るためにほとんど苦しいと感じる事がないと言われています。
そのため、ジョギング初心者にとっても途中でやめてしまう事も無く走る事が好きに、ジョギングの持つ効果を十分に得る事ができるようになるのです。
散歩が心と身体の健康にいい理由として考えられるからです。
医学的には、身体を動かすことで気分が変わる、太陽の日を浴びることが、セロトニン（安心ホルモン）が増えるなどが言われています。
そんな理由で、不安・パニックで悩まれている方には根本の部分での散歩は効果的だな、と思うようになりました。
その根本の部分には、何かというと行動を起こすということです。
円形脱毛症や抜毛症；トリコチロマニアなどの人にとっても、散歩がいいというよりも現時点の症状から抜け出す初歩行動を起こすこと自体がいいということなのかもしれないのです。
散歩でなくても家の掃除でもいいし、買い物でもいいのです。
どんなことでも、原因とそのつながりを理解しながら行動を起こすということが最終的に改善につながると思うのです。
たとえとして、辛かった時に、そこに落ちているゴミをゴミ箱に入れるのさえ嫌だったとします。
行動を起こすということがすごく苦手で、新しい場所や身体的ストレスや精神的ストレスによる新しい人も苦手、何か動くたびにストレスがかかっていたというのです。
でも、自分にできる範囲で動いていくと、今度は動くこと自体への抵抗がだんだんとなくなってきて、新しい場所や新しい人にあっても、あんまり緊張しなくなっていくとも言われるのです。
治療に例えるなら”大玉転がし”みたいなものです。
大玉転がしとは、運動会で用いられる競技で、自分の身長くらいの大きな球を転がす競技です。
大きな球なので、最初は押しても全然動かない。
でも、ちょっと動くと、その次に動かすのが楽になり、また、動けば動くほど、ほんの小さな力で前に進んでいきます。
そして止まる方が難しくなりますね。最初は行動すること自体が苦手。
でも、他人から見たら小さな動きかもしれないけど、実は、その行動も大きな成果を生む一歩になっている。
止まっているものを動かすのは玉転がしと一緒のようで出足の最初に力がいるからです。
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