髄膜炎菌はせきやくしゃみなどで、人から人へうつる。
何の症状も無い健康な人の鼻やのどから検出されることもある。
その髄膜炎菌が、本来細菌が存在しないはずの血液や髄液中に侵入して起こる感染症が「侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)」だ。
髄膜炎の中でも、進行が非常に速く、重症化しやすい。世界保健機関(WHO)の報告では、発症から2日以内に5~10%の患者が死亡するという。
発熱や頭痛、吐き気など風邪に似た症状から始まり、続いて首の硬直や皮下出血、けいれん、意識障害などが起こる。
首や頭を動かすと髄膜が引っ張られ、耐え難い痛みを感じることも・・・。
出張美容のお宅は脳梗塞を併発し、少し歩行困難に・・・。