ワキガの主な原因に、アポクリン腺から出る汗。
夏が近づくよ気になるわきが!
汗そのものは無臭なのですが、アポクリン腺の汗に含まれる脂質やタンパク質、糖質、アンモニアなどの成分が皮膚表面に存在する常在菌により分解され、鼻につく独特のにおいが発生するし、これに皮脂が混ざり合うと、においはさらに強くなるのです。
もうひとつの汗腺であるエクリン腺から出る汗は水と塩分でできているため無臭なのですが、ワキガ体質の場合は、これが蒸発するときにアポクリン腺から出る汗のにおいを一緒に拡散させてしまいます。
そのため、身体全体がにおうように感じられてしまうのです。さらにワキ毛は汗を留める役割をもつため、ワキの下の湿度が高まるとそこに溜まった汗に細菌が繁殖し、におい物質が増加してしまう場合も起きてしまうのです。