昭和の時代には初めてのお子様をカットしたい時には、その前にお母さんのカットの時に一緒に連れてきてくださいとお願いするのです。
ママがカットをしている時に、そばで遊ばせている時にママのカットを自然と見てもらうのです。
すりこみと言うか髪の毛のカットは何でもないのだよ、カットは可愛くするのだよと印象を与えておくことが優先なのです。
女の子は可愛いという言葉には小さなころから敏感なのです。
特に小さなころは髪の毛を触られると危険を感じるのか何かをされると思うので嫌がるお子様が多いのです。
始めて髪の毛を結んでもすぐに取ってしまうのも嫌という意思表示なのです。
平成になってお子様と一緒に美容院へ行く、ストレスを抱えるからお子様を預けて行くことが多いと思います。
出張美容でお伺いしてのパパが見ている場合が多いのでママの髪の毛をしているところを見る機会が無くなるのです。
お子様のカットは最初から大暴れ、子供用椅子に座らせて、まずは足元を確保してからのカットになって手は動くは、パパの見せてくれる動画にも見ない大騒ぎしてカットがお終わるのです。
そんな儀式はいつもの事、人見知りが無くなる頃には鏡を見てはしゃぎながらカットが終わっているのです。