年齢を重ねると、足腰の衰えを感じる人は珍しくない。
年だから仕方がないと放っておくと、将来、介護が必要になるリスクを高まるのは必然的なのです。
介護が必要となった主な原因には以前では脳卒中が最多だった。
しかし、骨折・転倒や関節疾患を合わせると25%近くにもなり脳卒中を上回ってきているのです。
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは筋肉や骨、関節などに問題が生じて移動機能が衰えた状態で、進行すると介護が必要になるリスクが高い状態を言っているのです。
平らな場所を杖なしで痛みなく歩ける高齢者でもロコモの可能性はあるのです。
普段エレベーターばかり使っていると、階段の上り下りや、立ったり座ったりするのに必要な機能の衰えに気づく機会がないのですから。
病気がなく筋力低下だけならたんぱく質カルシウム、ビタミンDをとりながらトレーニングをすれば機能は戻るのです。
まずは衰えの程度を知ることが重要なのです。
どうすれば予防できるのか?
スポーツの習慣がない人は通勤時に早足で歩いたり、エスカレーターやエレベーターでなく階段を使ったりして生活の中でチョットきついことをする時間をつくるといいのです。
早足で歩くと自然と歩幅が大きくなり、通常の歩行では使わない筋肉も鍛えられてくるのです。
筋肉や毛髪は年だからとあきらめず、年だからこそ実行してほしいですね。
年齢とは関係なく運動した分、筋力は戻り、骨量が減る速度を緩やかにできる可能性を秘めているのです。